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近江八幡の料理人は 昔
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朝食ビュッフェにみる日本の古典食文化の崩壊
去年のブログを見てると故・辻嘉一氏の料理の事に触れていた。


何故かまたこの5月に氏の本を読んでいる。




故・辻嘉一氏は茶懐石の辻留さんの2代目で著書を多数残している。


私が読んでいるのは昭和39年に初版が出たもので、
現在の研究結果からすると若干の間違いはあるものの
全般において料理人としてその高みにまで近づくには
長く果てしない道のりがあると気づくに有り余るほどの教えがつまっている。


戦後20年ほどのころにすでに
今ある「日本の食の乱れ」と同じ事についての記述が多所に見られる。
日本の食文化は45年ほど前から何も進歩していない。
いや、むしろ退化している。

鎖国時代に育まれた芸術的な食文化は
今や一般家庭には存在していない。


開国以来諸外国の文化を取り入れれてきた日本であるから仕様がない。




かく言う自分自身もその中に埋もれている。



ホテルや旅館に泊まるとそのことを強く実感する。
朝食ビュッフェである。


朝食ビュッフェは合理的で人件費を節約でき
好きなものを好きなだけ食べられるという人の欲望を満たし
食べ残しが少ないというエコなすばらしいシステムである。


しかし
ビュッフェに登場する料理は画一的で当たり障りがない。
言い方はかなり悪いが餌場のように感じる。


最近は夕食もビュッフェ式が多いらしい。


これでは食べ物に感謝しろとは子供に教えにくい。
好きなだけ食べられるようではありがたみなどあるわけない。


合理的でよく出来たシステムも芸術的・文化的な見方をすれば
人の匂いを感じない機械的なものといわざるを得ない。


日本の食は彷徨っている。

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テーマ:日本の食 - ジャンル:グルメ

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