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近江八幡の料理人は 昔
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食育ってなんだろう
本日は知人の紹介で、地元幼稚園とPTAの方々が一緒に行う食育事業のお手伝い・講師をさせていただきました。

昨年末にご相談を受けてからPTAの担当の方とメールで打ち合わせを進めながら、
今日の事業を迎えることとなりました。

もともとは幼稚園の「みそ汁パーティー」という中にPTAの方々が何か料理を作るというものでして、
せっかくと言うことで食育の形をとられました。
DSC_0025.jpg

で、私が奨めさせていただいたのが、

「じゅんじゅん」
「北之庄菜のお浸し」
「北之庄菜のおろし」
「茹でブロッコリー」

でした。
DSC_0024.jpg

じゅんじゅんはいわゆるすき焼きなのですが、近江八幡や湖北に残る地域の呼び名。
ジュンジュンと煮炊きする様子をあらわす擬音語がそのまま名詞になっている、
いかにも日本語らしい名称なのですが、死語ともいえるこの名前。
しかし
地の食文化を知ってることは必ず子どもたちが大きくなって旅立った時、
心のよりどころのひとつにできることは間違いありません。
そんな思いで「名前だけでも」と作ってもらうことにしました。

北之庄菜については言うまでもなく地産地消の大義名分もありますが、
それよりアクの強い野菜、ミネラルが豊富な野菜、扱いづらい野菜をいかにおいしくするのか、
そして、子どもたちの味覚をどれだけ発達させることができるか、という視点で取り入れました。
人間が持つ味蕾(みらい)とよばれる味センサーは繰り返し味を体験することで発達します。
ところが、最近の食は「甘い」「旨い」が重要視され、
「苦い」「辛い(塩辛い)」「酸っぱい」「渋い」などの味覚は軽視される流れです。

本来、食は生きるための本能であり、何を食べればいいのかを知る感覚は第一に身に付けるもの。
食べられる、食べられないを自分で判断できるように、感覚を発達させ、
知識を知恵を子どもに身に付けさせる。つまり生きる力を子どもに伝える。

北之庄菜は苦味・辛味・甘味・旨味を合わせ持っています。
子どもにはおそらく食べづらかったと思います。
今日の経験でひとつでも味蕾がひらくといいですね。


最後にブロッコリー。
家でも食べられるものをなぜやったかと言うと、
ゆでただけのものに、子どもたちが自分で自分の食べる分に塩をつまんでつけてもらいました。
塩は料理の基本。自分が食べるものどれくらい塩を使えばいいのか、
指先の感覚で覚えてもらいたかったところ。
うまく行ってもいかなくても、料理をしたことに変わりはありません。
自分で自分の食べ物をつくったと言うことが大事なのかと思います。


どれくらいの結果が子どもたちの未来に出るかはわかりませんが、
いずれ今日の体験がいい意味で影響することを願います。



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テーマ:日本料理文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント
味蕾が開かない場合の大人の嗜好
失礼します。一人でも多くの子どもが、幅広い味を堪能できるようになることを願っております。逆に、味蕾が開かずに大人になった場合、その人々の好みの料理は、カレーやラーメン、ケーキということになるのでしょうか? それともどのようなものを好むようになるのでしょうか?
【2012/06/02 19:50】 URL | 津田正顕 #iNp6OJto [ 編集]

Re: 味蕾が開かない場合の大人の嗜好
津田さん

コメントありがとうございます。お返事おくれましてすいません。
コメントの少ないブログですんで、チェックが数週間に一度なもんですから・・・

さて、「味蕾がひらく」という表現ですが、
「味を記憶する」という脳の働きが科学的な正体です。

多くの場合、食欲は経験したことのある味に由来するので
大人になっても、どんな料理を食べるかは
「味の記憶」の中からチョイスされることがほとんどです。

大人になれば何を食べるかは自分に決定権があるため、
「味の記憶」が少なければ食べるものの種類は必然的に少なくなってきます。


ですから、子どものうちに大人があれこれ食べさせて
いろんな味を経験させて、そのなかで食と健康のバランスを
体質的に覚えさせてあげるといいと思います。

ケーキ、ラーメン、カレーなどは糖分・塩分が多いのを油分でマスキングされてます。
油分が多いと舌の上で塩分糖分の量が少なく感じてしまうので、
油分(脂質)が多い食べ物は必然的に糖分・塩分が多く、
これが生活習慣病を作る原因になっていると思われます。

油分が多い食べ物は特に子供には美味しく感じ易いので
子ども喜ぶものだけを与えてると、
大人になってからはさらに食べるものが限定され、
健康について苦労するのが予想されます。

だらだら書きましたが、食と健康は同義でもあるので
ついつい書いてしまいました。



【2012/06/20 08:23】 URL | かわにしたけし #- [ 編集]


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